豊橋歯科衛生士専門学校の入学から卒業まで

平成25年10月14日(月) 東愛知新聞掲載

今回は歯科衛生士国家試験受験資格を得るまでの学校における学習内容についてお話させて頂きたいと思います。
 歯科衛生士のなるためには法律で定められた授業と実習を行い大学と同様に 必要な単位を取得していくことが必要となり、そしてその中には各校で独自性を生かした科目も取り入れていかなくてはならないと定められています。
 今回は豊橋歯科衛生士専門学校で取り入れている独自のカリキュラムについてお話させて頂きます。
 本校では研究発表などプレゼンテーションを大勢の前で行うことのできる能力を付けるために学校で一人1台ずつパソコンを準備して情報科学の授業を行っており、3年生時に大勢の前で自分の実習成果についてケースプレゼンテーションを行っています。
 また歯科の範囲にとどまらず、隣接医学、感染予防学など幅広い知識の習得を図るため医師会の先生方をお招きいたし授業を行っております。
 その他にも緊急時の対応の必要性から救急蘇生法を実習、授業を通していざという際に即時対応できる実力をつけております。
 また超高齢化に伴い、リハビリテーション学、摂食嚥下学、高齢者歯科学、 介護施設実習などにも積極的に行い将来地域医療に貢献できる歯科衛生士の育成を行っております。
 また養護学校実習、保育園幼稚園実習ではそれぞれの方にあった口腔ケアを ご指導させて頂いております。
 またスポーツ歯科医学、ホワイトニングなど審美的な分野、なども今後を見据え学生教育の中に取り入れている最中でございます。
 最後になりますが特別講義という形ながら最先端の講義を全国より優秀な講師をお招きいたし学生知識向上のレベルアップを毎年図っております。
 これらを余裕のあるしっかりとしたカリキュラムでおこなうことで確実な知識と技術を卒業までにつけることができます。
 歯科衛生士を考えておられる方には将来の目的に向かって大変有意義な3年間になろうかと思いますのでご一考されることも一案であると思います。