歯科衛生士学校に関する話題

平成26年11月3日(月) 東愛知新聞掲載

歯科衛生士専門学校は、愛知県には豊橋歯科衛生士専門学校と三河歯科衛生士専門学校、慈恵歯科医療ファッション専門学校歯科衛生士学科、他に名古屋の愛知学院大学短期大学部歯科衛生士学科、名古屋市歯科医師会附属歯科衛生士専門学校、名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校歯科衛生士学科、専門学校名古屋デンタル衛生士学院、ナゴノ福祉歯科医療専門学校歯科衛生士科の8校があります。 近くでは浜松市にも浜松歯科衛生士専門学校と浜松医療福祉専門学校歯科衛生士科があります。それぞれの学校には特徴があり、単独の歯科衛生士専門学校と他の業種の専門学校に歯科衛生士科も併設されている学校もあります。  いずれの学校も歯科衛生士の養成学校になり、歯科衛生士になるためには高等学校を卒業後、これらの歯科衛生士養成機関(専門学校、短期大学、大学)において歯科衛生士としての知識、技術を学んで卒業し、国家試験に合格すると歯科衛生士免許証が与えられます。以前修業年限は2年制以上でしたが、平成22年4月1日から全ての養成機関は3年制以上になりました。また4年制大学における教育も行われています。  
 養成学校で学んで国家資格を取得した歯科衛生士は歯科医院の中でも重要な仕事である歯科予防処置(フッ素塗布等の薬物塗布や歯垢・歯石などを除去する処置)や歯科保健指導、歯科診療の補助など専門的な役割を担います。就職先は歯科医院が多いのですが、 病院や保健所などもあり求人倍率が高いのも特徴です。またパートで働く人も多く、子供の成長に伴ってフルタイム勤務に戻る人もあります。  
 専門職なので歯科衛生士専門学校に入っても専門用語ばかりでついていけないと思われる方もありますが、高校卒業してすぐ入学される方ばかりではなく、一度大学を卒業されてから入学される方や就職されてから入学される方などがいらっしゃいますのでオープンキャンパス等に足を運んでいただきご相談下さい。  
 歯科衛生士の仕事の魅力は身につけた専門知識や経験を生かして女性が長く続けられることです。あなたに合った歯科衛生士専門学校を是非お探し下さい。